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国際
2012年11月3日 9:00

米失業率 オバマ大統領には前向きな結果に

 アメリカの10月の失業率は2か月連続で7%台にとどまった。雇用状況は緩やかに回復しているとの見方が広がっていて、再選を目指すオバマ大統領にとっては、前向きな結果となった。

 2日に発表されたアメリカの10月の失業率は7.9%だった。前月からは0.1ポイント悪化したものの、農業以外で新たに仕事に就いた人は17万1000人増加。失業率の悪化も職探しを再開する人が増えたためとみられ、雇用状況は緩やかな回復傾向にあるとの見方が広がっている。

 オバマ大統領は2日、オハイオ州で「先月、この8か月間でもっとも多くの雇用が創出されたことがわかりました。私たちはもう逆戻りできません。このまま進むしかないのです」と述べた。オバマ大統領は、この4年間の経済政策は正しかったと胸を張り、自らへの支持を訴えた。

 一方、共和党・ロムニー候補は、批判の手を緩めず、2日にウィスコンシン州で「きょう発表された失業率は、オバマ大統領が就任した日よりも悪いのです」と訴えた。

 ハリケーン「サンディ」以降、オバマ大統領が勢いを得ているものの、「経済を回復できるのは?」という世論調査(米ABC/ワシントン・ポスト調べ 10月28~31日)では、オバマ大統領47%、ロムニー候補54%と、経済政策についてはロムニー候補に期待する声が根強くある。4日後の投票日まで、予断を許さない状況が続く。