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国際
2012年11月10日 8:26

オバマ大統領、「財政の崖」回避で協力要請

 アメリカ・オバマ大統領は9日、大統領選挙後初めてホワイトハウスで演説し、強制的な歳出削減などにより経済への深刻な打撃が懸念される「財政の崖」の回避に向けて、野党・共和党に協力を求めた。

 オバマ大統領は、来年1月から2期目に入るが、その直前の今年の年末には、大型減税の失効と強制的な歳出削減が重なる「財政の崖」が立ちはだかる。

 何らかの対策を打たなければ景気の減速や失業率の悪化が懸念されるだけに、オバマ大統領はこの日も、野党・共和党に富裕層への増税と中間層への減税の継続に対する理解を求めた。

 オバマ大統領「真剣に財政赤字を削減しようと思ったら、アメリカで最も裕福な人たちに、少し多めの税金を支払うよう求めなければならない」「選挙の日、アメリカの過半数の人が私の方針に賛成したのです」

 しかし、共和党側は、議会下院で過半数を維持したことから、「富裕層への増税は受け入れられない」と強気の姿勢を崩していない。

 オバマ大統領は2期目に向けた指導力が早速試されることになる。