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国際
2012年12月12日 22:46

北“ミサイル”発射、物体は軌道に入ったか

 北朝鮮は12日午前9時49分、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。発射は成功し、搭載された物体は予定された軌道に入ったとみられる。

 日本政府の発表によると、ミサイルは12日午前9時49分頃、北朝鮮の西部から発射された。ミサイルの一部は午前10時1分頃に沖縄地方の上空を通過し、フィリピンの東約300キロの太平洋上に落下したと推定されている。これまでに日本国内への落下物は確認されておらず、「PAC3」での迎撃などによる破壊措置は行われなかった。日本政府は国民に対し、冷静に平常通りの生活を送ってほしいと呼びかけている。

 北朝鮮は国営メディアを通じ、発射の成功を発表した。発表によると、人工衛星は発射から9分27秒後に、地球を縦に回る軌道に進入したという。これについて、アメリカ軍の北米航空宇宙防衛司令部は、初期段階の分析として「何らかの物体を軌道に到達させたものとみられる」と発表した。また、韓国国防省は、ミサイルの射程は1万キロに及ぶとみており、脅威が増した形。