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国際
2012年12月21日 14:16

米「財政の崖」問題 与野党攻防は大詰めに

 世界経済に大きな影響を与えるアメリカの「財政の崖」回避に向け、与野党の攻防が大詰めを迎えている。

 アメリカで年明けに、大型減税の打ち切りと歳出削減が重なる「財政の崖」の回避をめぐっては、富裕層にも減税の継続を求める野党・共和党と、中間層以下に限るとする民主党・オバマ大統領との間で調整が続いている。

 減税対象の上限をめぐっては、共和党が年収約8400万円、オバマ大統領が約3400万円まで歩み寄ったが、その後の協議は難航している。そうした中、共和党は20日、独断で自らの主張に沿った法案を議会下院に提出した。

 共和党・ベイナー下院議長は「(オバマ大統領が)拒否権を発動すれば、アメリカ史上、最大の増税の責任を負うことになる」と述べたが、オバマ大統領は仮に法案が採決・可決されても、拒否権を発動する方針。

 与野党の対決姿勢は強まっており、目標としていたクリスマス前決着のメドは立っていない。