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国際
2013年4月14日 8:40

ロンドンで反サッチャー集会、800人参加

 イギリス・ロンドンの中心部の広場で13日、先日死去した「鉄の女」サッチャー元首相に今も反発する人たちの集会が行われた。

 集会には「死去を祝ってパーティーを開こう」という、インターネットの交流サイトでの呼び掛けに応じた約800人が参加。サッチャー元首相の死去を喜ぼうと、中にはパーティーのような格好をした人も見られた。

 イギリス初の女性首相として、戦後最長となる11年以上、政権の座にあったサッチャー元首相をめぐっては、どん底だった経済を立て直したとの評価がある一方、低所得者や失業者の間には、急進的すぎる構造改革で「弱者を切り捨てた」とする批判も根強く残る。

 死去後の世論調査(YouGov/TheSunSurveyResultsより)でも、「偉大だった」を含め50%が高評価だったのに対し、「最悪だった」が25%となるなど評価が割れている。デモ参加者の男性は「彼女は労働者を毛嫌いし、鉱山労働者の組合や社会、健康を壊すことに大金を使った」と話す。

 17日には国葬級の葬儀が予定されているが、国民の間に追悼と憎悪の感情が入り交じるという異例の状態が続いている。