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国際
2013年9月28日 12:24

「日本にあるべき」韓国、仏像返還に前向き

 去年、長崎県対馬市で盗まれ、韓国で見つかった仏像について、韓国の文化体育観光相が「日本にあるべき」と述べ、日本への返還に前向きな考えを示した。

 これは27日、下村文科相が韓国の劉震竜文化体育観光相との会談後、記者団に明らかにしたもの。会談で下村文科相は仏像が早期に日本に返還されるよう協力を要請し、これに対し劉文化体育観光相は「仏像は日本にあるべきものだ」と述べたという。韓国政府が仏像の返還に前向きな考えを示したのは初めて。

 去年、対馬市で盗まれ韓国に運び込まれたこの仏像をめぐっては、韓国の寺がもともと所有していたと主張し、韓国の裁判所が返還を差し止める仮処分を決定。この決定を受け、韓国の文化財庁は審理が続いている窃盗グループの刑事裁判の結果を待って仏像の取り扱いを検討するとしていた。