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国際
2013年10月12日 22:00

「第2のマララさん」教育の大切さ訴える

 ノーベル平和賞の有力候補という声が上がっていたパキスタン人少女のマララ・ユスフザイさんの訴えは世界中で共感を呼び、行動を起こそうという人々が増えている。「第2のマララさん」とも呼ばれる女子大学生を取材した。

 今月1日に来日したパキスタン人のイルム・ヌールさん(23)。国際NGOの教育支援プログラムを通じて英語やコンピューターの技術を勉強し、現在はパキスタンの首都・イスラマバードの大学に通っている。

 イルムさんは、女性への教育の大切さを訴えた。

 イルムさん「女性に教育を与えることで、様々な責任を男女間で共有することが可能になります」

 イルムさんとマララさんの故郷・パキスタンでは、女性が教育を受けることへの偏見は今も根強く、今年も襲撃事件が起きている。そうした現状を日本の人たちにも知ってもらおうと、イルムさんは8日、東京都内の女子校を訪れた。

 イルムさん「日本には(女の子が)教育を受け、仕事をもてる機会がたくさんあります。あなたたちは恵まれているんです」

 「教育に恵まれた環境で暮らす幸運な人にこそ、声を上げて立ち上がってほしい」というイルムさんの思いは、日本の少女たちには伝わったのだろうか。

 高校2年生「世界にはそういう子たちもいて、自分も何かできることがあるんじゃないかと思わされました」「私ができることはすごく小さいかもしれませんが、私が調べたことをみんなに伝えたりできると思います」

 イルムさんは、11日のノーベル平和賞の発表を支援者とともに見守った。

 イルムさん「彼女の努力が実を結び、最年少で(平和賞に)ノミネートされたことは、大きな誇りであることには変わりありません」

 日本では女の子が1人で出歩けることに驚いたというイルムさんは、日本に12日間滞在、「日本に来て、自分に自信をもてました。これまで以上に、自分のゴールに向かって情熱をもやすことができそうです」と語った。

 イルムさんの夢は、地元で女の子を含むすべての子供を対象にした学校を創設することだ。