国際
2013年12月19日 7:42
米FRB 量的金融緩和の縮小を決定
アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は18日、景気を刺激するために続けてきた量的金融緩和を縮小することに決めた。
量的緩和は、国債や住宅ローン関連の証券を買い取って、市場に大量の資金を供給し、景気を刺激する政策。これについてFRBは18日、雇用情勢が回復してきているとして月々の供給額850億ドル(日本円で約8兆7500億円)を750億ドルに縮小することを決め、1月に開始すると発表した。
FRB・バーナンキ議長「厳しい財政にもかかわらず、経済は緩やかに拡大してきた」
これを受けてニューヨーク株式市場のダウ平均株価は1万6167ドルと過去最高値を更新して終了した。