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国際
2013年12月25日 11:47

南スーダン戦闘、死者千人超えたと国連指摘

 戦闘が続く南スーダンについて、国連の安全保障理事会は、PKO(=国連平和維持活動)の部隊を約6000人増員する決議を採択した。

 国連安保理は日本時間の25日朝、南スーダンで活動する平和維持部隊を、現在の7500人から約6000人増員する決議案を全会一致で採択した。南スーダンでは、民族対立を背景とした政府軍と反大統領派との戦闘が続き、4万5000人の市民が国連の施設に避難しているが、今回の増員によって「市民の保護を強化する」という。

 こうした中、南スーダンのキール大統領は24日、先週、反大統領派が制圧した東部・ジョングレイ州の州都・ボルを政府軍が奪還したと発表した。

 現地の国連は、死者が既に1000人を超えたと指摘しており、特定の民族を狙った大量虐殺が行われているとの懸念を示している。しかし政府側は、「全市民の安全を守ることに力を尽くしている」などとして、民族対立が一連の戦闘の理由ではないと繰り返し強調している。