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安倍首相の靖国参拝、中国の反応

2013年12月26日 16:00

 26日、安倍首相が靖国神社を参拝したことを巡り、中国外務省の報道官は「戦争被害国の人々の感情を踏みにじるものだ」として日本側に強く抗議する談話を発表した。

 中国国営の中央テレビは、「(安倍首相が)14人のA級戦犯がまつられた靖国神社を参拝した」と速報で伝えた。

 また、外務省・秦剛報道官は、以下のような談話を発表した。

 「日本の指導者が、中国や他のアジアの戦争被害国の人々の感情を踏みにじり、歴史の正義と人類の良知に公然と挑戦する行為に強烈な憤りを示し、日本側に強く抗議し、厳しく非難する」

 外務省報道官は、「去年以降、尖閣諸島の国有化を巡って、日中関係が深刻な困難に直面している中で、新たな重大な政治的障壁を作った。これによって引き起こされる全ての結果については、日本側が責任を負うべきだ」と日本側を非難した。中国外務省は、日本の木寺大使を呼び、抗議する予定。