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国際
2014年1月20日 12:45

中国製ギョーザ事件、被告に無期懲役判決

 日本人10人が中毒を起こした中国製ギョーザ事件で、冷凍ギョーザに殺虫剤を混入した罪に問われた製造会社の元臨時従業員に対し、中国の裁判所は無期懲役を言い渡した。

 この事件は、2008年、中国製の冷凍ギョーザを食べた日本人10人が中毒症状を起こし、袋などから殺虫剤成分の「メタミドホス」が検出されたもの。中国当局は、2010年に製造会社の臨時従業員・呂月庭被告を危険物質投入の罪で起訴。呂被告は去年7月の初公判で起訴内容を認め、「正社員との待遇の差に不満があった」と述べていた。

 20日の判決で、裁判所は「不特定多数の人間に健康被害を及ぼし、勤めていた工場にも多大な損害を与えた。極めて悪質な行為で情状酌量の余地はない」として無期懲役の判決を言い渡した。呂被告は、判決を聞いた際はうつむいたままだった。

 日中関係に大きな影響を与えた今回の事件だが、20日の裁判の中で、両国の関係に言及する場面はなかった。