日テレNEWS
国際
2014年3月5日 14:18

歴史逆行許さない…全人代で安倍政権けん制

 中国の国会にあたる全人代(=全国人民代表大会)が、北京で開幕した。李克強首相は「歴史の流れを逆行させることは決して許さない」と述べ、名指しは避けながらも安倍政権をけん制した。

 李首相は政府活動報告で、靖国神社参拝などを念頭に安倍政権をけん制した。

 李首相「第二次世界大戦の勝利と国際秩序を守り、歴史の流れを逆行させることは許さない」

 また、今年の国防予算は、前年実績比で12.2%増えて4年連続の2ケタの伸びになった。

 中国国防省は去年11月、尖閣諸島周辺を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定するなど、日米へのけん制を強めているが、李首相は「平時における戦闘の備えと、国境、領海、領空防衛の管理、コントロールを強化する」と述べた。

 今年の経済成長率目標について李首相は、去年と同じく7.5%前後とし、急速な成長よりも安定的な成長を目指す方針を示した。

 昆明での無差別殺傷事件などを受け、厳戒態勢の中で開催されている全人代だが、会場前の天安門広場では5日朝、ビラをまいた女性らが警察に連行される一幕もあった。