NY株231ドル安 終値1万6108ドル
13日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、ウクライナ情勢の緊迫化を受け、230ドル以上、値を下げた。
小売り関係の経済指標が改善するなど株式市場にとっていいニュースで始まった13日のニューヨーク株式市場。取引開始からしばらくはダウ平均株価は値上がりしていたが、ウクライナ情勢をめぐって流れが一転した。
クリミア地方での住民投票が16日に迫る中、アメリカのケリー国務長官がロシアの対応次第では、極めて深刻な対応をとるだろうと警告したため。これを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、一気に売りの流れが強まった。
結局、ダウ平均株価は前日比231ドル19セント安の1万6108ドル89セントで取引を終えた。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は62.91ポイント低い4260.42だった。