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国際
2014年3月21日 6:28

オバマ大統領 ロシアへの追加制裁を発表

 ロシアによるクリミア編入の動きを受け、アメリカのオバマ大統領は20日、新たな制裁対象を発表した。

 今回の制裁では、資産凍結や渡航禁止とする対象を広げた。政府や軍の関係者ら20人の他、プーチン大統領の側近が関係する銀行も対象としたのがポイント。

 オバマ大統領「我々は今日、ロシア指導部に実質的な支援を提供している多くの個人と、彼らを支援している銀行にも制裁を科す」

 当初、新たな制裁は週明けに行われるG7(主要7か国の首脳会合)後とみられていたが、スピードを上げたかたち。一気にクリミア編入を進めるロシアに対し、オバマ政権の対応が後手に回っているとの批判に答えたものとみられる。

 オバマ大統領は、今後ロシア経済の重要な部門にも制裁を科すための手続きも始めたことを明らかにし、実施されればロシア経済だけでなく世界経済にも影響を与える可能性があるとして、ロシアの譲歩を促している。

 制裁合戦をエスカレートさせずに外交による事態打開が図れるのか。オバマ大統領にはいっそう難しいかじ取りが迫られている。