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国際
2014年4月9日 10:53

EU・米・露・ウクライナ、来週協議へ

 アメリカのケリー国務長官は、ウクライナ東部でデモ隊が州政府の庁舎を占拠したことについて、ロシアが関与しているとして強く批判した。

 ケリー長官は8日、アメリカ議会上院で、ウクライナ東部での親ロシア派の住民の動きに、「ロシアの工作員が関与していることははっきりしている」と強く批判した。

 ケリー長官「ウクライナ東部を分離させようとするロシアの試みは明らかで、深く憂慮する。クリミア同様、軍事介入の口実にしようとしている」

 ケリー長官は、ロシアが今後も挑発的な行動を取り続けるなら、ロシア経済に大きな影響を与えるエネルギー分野などにも新たな制裁を科す可能性をにじませた。

 一方、ウクライナ暫定政府は8日、親ロシア派が州政府の庁舎を占拠した都市のうち、ハリコフで強制排除に乗り出し、約70人を拘束するなど巻き返しに出ている。

 こうした中、EU(=欧州連合)は8日、「来週、アメリカ・ロシア・ウクライナ・EUの外相が協議を行う」と発表した。しかし、ウクライナ東部の緊張緩和に向けた具体的な打開策を見いだすのは難しい状況。