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国際
2014年4月14日 2:11

暫定政権が強制排除踏み切り、1人死亡

 ウクライナ東部で警察署や政府庁舎が親ロシア派に次々と占拠された事態を受け、ウクライナ暫定政権は一部の町で強制排除に乗り出し、1人が死亡したと明らかにした。

 ウクライナ東部ではドネツク州などの複数の町で、親ロシア派のデモ隊が警察署などの占拠を続けている。事態を受けてウクライナ暫定政権のアワコフ内相は13日、このうちスラビャンスクで強制排除に乗り出したことを明らかにした。双方に死傷者が出ていて、治安部隊の隊員1人が死亡、5人がケガをしたという。またインタファクス通信などによると、スラビャンスクに通じる道に親ロシア派が設けた検問所を銃撃戦の末、治安部隊が制圧した。

 こうした強制排除の動きのなか、デモ隊による占拠は拡大している。インタファクス通信によると、13日、ドネツク州南部のマリウポリで、市庁舎が親ロシア派のデモ隊に新たに占拠された。

 一方でロイター通信によると、ドネツク州の隣の州・ザポリージャでウクライナを支持する住民数百人が親ロシア派による占拠を防ごうと市庁舎を取り囲んでいて、混乱は拡大している。