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国際
2014年5月8日 14:40

米国 露輸入品関税優遇措置取り消し決定へ

 アメリカのオバマ大統領は7日、ロシアからの輸入品に適用してきた関税の優遇措置を取り消すことを連邦議会に伝えた。ウクライナ情勢をめぐって、ロシアに事実上の対抗措置を取ったとみられる。

 優遇措置が取り消されることでロシアからの輸入品には通常の関税が課され、ロシアにとっては貿易上の利益を失うことになる。

 ホワイトハウスの声明では「ロシアは十分な経済大国であり、開発途上国のための特恵措置を受ける根拠がない」としている。またUSTR(=アメリカ通商代表部)のフロマン代表は、オバマ大統領の判断について「世界銀行がロシアを高所得国に指定していることや、EU(=ヨーロッパ連合)やカナダが同様の制度からロシアを除外したことと一致している」と強調した。

 アメリカ国家安全保障会議は「ウクライナ情勢とは関係ない」としているが、今回の決定は事実上ロシアへの対抗措置とみられる。