日テレNEWS
国際
2014年6月18日 18:29

イラク北部で避難民50万人 国連など支援

 過激派組織が制圧したイラク北部では、約50万人が避難民となり、国連やNGO(=非政府組織)などが支援に乗り出している。

 スンニ派のイスラム過激派組織「イラク・シリアのイスラム国」が制圧したイラク第2の都市・モスルでは、脱出する住民が相次いでいる。国際移住機関(=IOM)によると、今月6日から12日の間に避難民は約50万人に達したとしている。このうちの多くは、比較的治安の安定しているクルド人自治区に避難していて、国連の関係機関やNGOなどが支援にあたっている。

 現地で活動するNGOスタッフ・榎本彰子さん「ボーダー(検問所)には人が詰めかけ、避難民がこちら側(クルド人自治区)に入ってこられないのではという感じだった」「病院は定員オーバー。かなり多くの患者であふれ、薬が足りない」「情勢が急激に悪化して逃れてきた人が多いので、生活物資を持っていない。生活物資が必要」「かなり緊迫した状況だと感じます」

 現地ではテントの建設などが進められているが、避難民の急増に対応できておらず、国連などでは支援強化の必要性を訴えている。