トランプ氏「彼らは動物だ」 米・抗議デモ激化…略奪も 「反乱法」発動も示唆
ロサンゼルスで始まった、不法移民取り締まりに対する抗議デモがアメリカ各地に広がっています。過激化し略奪行為も行われる中、トランプ大統領は「反乱法」の適用について言及しました。
夜の街を走る大勢の人。目指しているのはロサンゼルスの中心部にあるアップルストア。中では“略奪”が行われています。
サイレンが聞こえると、一斉に逃げ出していきます。
警察が到着。すると窓から逃げるつもりなのでしょうか、ガラスを割る様子も…。
ロサンゼルスで横行している“破壊と略奪”。別の店でも――
山田元気記者・NNNロサンゼルス
「こちらアディダスの店舗なんですが、入り口には大きな木の板が張られています。店内をのぞいてみますと元々あったドアが倒れたままになっています。かなり散乱しています。床には割られたガラスがそのまま散らばっています。棚には商品が一切ありません」
取材をすると――
「彼らはこれを使ったんだ。(Q.これは何?)コンクリート片だよ。誰かが窓に向かって投げたんだ。だから今は片付けをしている。物をとるのは抗議じゃない」
アメリカ国内で不法移民取り締まりの抗議デモが激化しています。国のトップは――
トランプ大統領
「デモ隊は他の国の国旗を掲げているが、アメリカ国旗は掲げていない」「彼らは動物だ」「手遅れになる前に何かしなければいけない。ロサンゼルスを自由で安全でキレイな街にする。すぐそうなるだろう」
およそ4000人の州兵と700人の海兵隊で鎮圧を目指すトランプ大統領。
トランプ大統領
「(Q.州兵はいつまでロサンゼルスに?)危険がなくなるまでだ。オリンピックが近づいているひどい状況のロサンゼルスを見せたくない」
さらなる一手も――
トランプ大統領
「(Q.対処するために『反乱法』を発動する?)反乱が発生すれば当然発動する。様子を見よう」
軍の治安維持権限を拡大する「反乱法」。その発動の可能性を示唆しました。発動された場合、警護などに任務が限定されていた海兵隊に逮捕権限が与えられます。
ロサンゼルス市も鎮圧に向けた一手を打ちました。適用したのは「夜間外出禁止令」。中心部の一部地域で、夜8時から朝6時まで外出禁止となります。違反した場合は逮捕すると市長は発言しています。
しかし――
山田元気記者・NNNロサンゼルス
「すでに午後8時を過ぎまして外出禁止令が適用されています。ただ多くの抗議者たちがまだ残っています。そしてあちら大通りの奥、警察が迫ってきています」「抗議者に対して『帰れ』と迫っています」
すると――
山田元気記者・NNNロサンゼルス
「我々メディアに対してもこの場を動けとゴム弾を向けてきている状況です。かなり緊迫しています」
メディアや区域内の居住者などは規制が免除されるはずですが、デモ隊と見分けるために追い出されました。
山田元気記者・NNNロサンゼルス
「今、ゴム弾が発砲されました。ゴム弾が発砲されました。一気に警察が走って制圧にかかっています」
当局によりますと、ロサンゼルスではこれまでに少なくとも378人が逮捕されたということです。
“自由の国”アメリカ。その分断は深まるばかりとなっています。





