米中、貿易問題協議の枠組み設置で合意 「トランプ関税」めぐる協議終了
「トランプ関税」をめぐるアメリカと中国による初めての協議が終わりました。出席した中国の何立峰副首相は、米中が貿易問題を協議する枠組みを設置することで合意したと明らかにしました。
米中両政府は10日から2日間にわたり、アメリカのベッセント財務長官と中国の何立峰副首相らが出席して関税措置をめぐる初めての協議をスイスで行いました。
協議終了後、何立峰副首相は貿易問題を協議する枠組みの設置で合意したことを明らかにし、「対等な対話と協議を通じて、隔たりを解決するための重要な一歩を踏み出した」と強調しました。また、米中両政府が共同声明を12日に発表することも明らかにしました。
一方、ベッセント財務長官は11日、「大きな進展があった。協議は生産的だった」と明らかにし、詳細は12日に説明する考えを示しました。
最終更新日:2025年5月12日 14:59