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国際
2015年6月30日 12:01

ギリシャ首相「合意なければ返済しない」

ギリシャ首相「合意なければ返済しない」
(c)NNN

 財政危機に陥っているギリシャは30日、IMF(=国際通貨基金)に対して、2000億円を超える債務の返済期限を迎える。しかし、チプラス首相はEU(=ヨーロッパ連合)などが求める財政緊縮策で合意が得られない限り返済はしないと述べた。

 チプラス首相は返済期限を目前に控えた29日、テレビ出演した。30日にIMFに対して返済期限を迎える2000億円以上の債務については、EUなどと財政緊縮策で納得できる合意が出来ない限り支払わないとして、債務返済は事実上不可能との考えを示した。その上で、来月5日の国民投票では財政緊縮策に反対票を投じるよう呼びかけた。

 「国民投票で財政緊縮策に多くの人が“NO”と投票すればするほど(EUなどとの)交渉を有利に再開する力となる」-一方でチプラス首相は、もし賛成票が多数を占めた場合は、首相の座から退く考えを示唆した。

 一方、アテネ市内では29日、財政緊縮策の受け入れに反対する集会が行われた。30日は年金の支給日でもあるが、銀行で現金が引き出せない状況の中、返済期限を迎えるギリシャはさらなる混乱も予想される。