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2015年7月1日 19:14

中国“宇宙や深海”対象「国家安全法」可決

中国“宇宙や深海”対象「国家安全法」可決
(c)NNN

 中国の全人代(=全国人民代表大会)は1日、審議を進めていた「国家安全法」を可決したと発表した。宇宙空間や深海も法律の適用対象とする内容も盛り込まれ、今後、国際社会からの反発も予想される。

 中国・全人代の常務委員会が1日に可決した国家安全法では、宇宙空間や深海、極地の資産や活動を「国家の利益」と位置づけ、「安全を守る」と定めている。全人代の担当者は「中国には法律に基づき関連の活動や人員の安全を保障する権利がある」と主張し、今後、この法律を根拠に宇宙や深海での資源探査などを進めることを示唆した。また、インターネットについても国家の主権と位置づけ「サイバー空間の主権を維持する」としていて、今後、さらに管理を強化する可能性を示した。

 中国の国内法を宇宙や深海など広範囲に適用するとし、規定が曖昧で乱用される恐れがあることから、今後、国際社会からの反発も予想される。