国際
2015年8月25日 20:32
上海株4日続落、8か月ぶり大台割れ
世界的な株安のきっかけとされている中国の上海市場は、25日も7%以上の大幅な下落となった。
上海株式市場の総合指数は、24日に比べて7.6%下落し、金融当局による下支えのラインとみられていた3000の大台を約8か月ぶりに割り込んで取引を終えた。
これで4日連続の下落となり、株価は今月19日に比べて約22%下がったことになる。専門家は、景気減速への懸念や世界的な株安などで投資家にパニック心理が働いたとみている。
午前中には一部の国有企業の銘柄を中心に、当局による下支えとみられる値動きがあったが、規模が大きくないことから市場を押し上げる要因にはならなかった。