新ローマ教皇・レオ14世 世界各国の指導者に「もう戦争はやめよう」と訴え
新しく教皇に選ばれたレオ14世は11日、世界各国の指導者に向けて「もう戦争はやめよう」と訴えました。
レオ14世は11日、ローマ教皇となって初めての日曜日を迎え、「祈りの集会」に参加しました。この中でレオ14世は、集まった10万人の人々を前に、反戦と平和を願うメッセージを送りました。
新教皇・レオ14世「もう戦争はやめよう」
レオ14世はこのように述べ、各国の指導者に対し戦闘の終結を訴えました。
ロシアによるウクライナ侵攻については、「私の心にはウクライナの人たちの苦しみがある」と話し、恒久的な停戦を求めました。
またパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘については、「深い悲しみ」を表明。即時停戦の実現と人質の解放を訴えました。
さらにインドとパキスタンの戦闘についても「停戦合意」を歓迎するとともに、世界各地で頻発する紛争が終焉に向かうよう、各国の取り組みを求めました。
最終更新日:2025年5月12日 0:54