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2022年3月9日 23:34

韓国大統領選、未明にもつれ込むか 最新情勢は…ソウル中継

韓国大統領選、未明にもつれ込むか 最新情勢は…ソウル中継

9日に投開票を迎えた韓国の大統領選挙。与党の候補と、5年ぶりの政権交代を目指す最大野党の候補の大接戦となっています。ソウルから最新情報を原田記者が伝えます。

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開票は進んでいますが、差はわずかで、大勢の判明は未明にもつれ込む可能性もあります。

韓国のテレビ3社が行った出口調査では、最大野党の尹錫悦候補が48.4%、与党の李在明候補が47.8%で、差はわずか0.6ポイントで、大接戦が続いています。

最終的な投票率は77.1%と前回と同様に高い水準です。年代別のデータはまだ出ていませんが、若者世代の投票率も7割程度とみられます。選挙戦の中でも、候補者の遊説には多くの若者の姿がありました。

投票した若者に話を聞くと、「なかなか就職できないので、雇用の改善を」ですとか、「普通に働いて、家が買えるような政策を」などと“今の状況を変えるため”に投票を積極的に行う姿勢が見えました。

日韓関係については、どちらの候補が大統領になったとしても、“戦後最悪”と言われるまでに冷え切った関係を急に改善するのは非常に難しいと思います。

与党の李候補は「経済と歴史を分けて協力を」とは言うものの、最大の懸案である歴史問題では日本に厳しい姿勢です。

一方、野党の尹候補は日韓関係の改善に意欲を示し、アメリカの大統領の次に日本の首相に会いたいとも明言しています。

ただ、今、国会の議席のおよそ6割は与党が占めていますから、政権運営自体が難しく、外交の優先順位は高くないとみられます。

ある日韓の外交関係者は、「ムードは変わっても、結局、こじれた歴史問題があり、簡単には進まない」との見方を示しています。