国際
2016年5月22日 16:52
消息絶つ2時間半の交信は通常 エジプト機

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乗客・乗員66人を乗せて墜落したエジプト航空機の地上の管制官との交信が明らかになった。消息を絶つ2時間半前の時点では通常の様子であることがうかがえる。
AP通信によると、操縦室と管制官の交信は、エジプト航空機が消息を絶つ約2時間半前のもので、フランス・パリを出発した航空機がスイス上空からイタリア側に向かう際のやりとり。
操縦士「こちらエジプト航空804便。飛行レベルは370です」
スイス管制「確認しました。エジプト航空804便、イタリアのパドヴァと交信してください。さようなら」
操縦士「了解。ありがとう。さようなら」
AFP通信などによると、航空機は、墜落直前に機内で煙が発生していたことがわかっているが、その2時間半ほど前は通常のやりとりが交わされていて、異常はなかったものとみられる。