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2016年12月28日 19:13

2017年に変わること 世界のリーダーが

2017年に変わること 世界のリーダーが
(c)NNN

 きょうのキーワードは「2017年に変わること」。2016年は、初の女性都知事誕生やイギリスのEU離脱決定、トランプ氏の大統領選勝利など、様々な変化があった。


■1月にはトランプ氏が正式に大統領に

 来年2017年も様々な”変化”がありそうだ。世界のリーダーの顔ぶれが大きく変わりそうだ。まず1月20日には、トランプ氏がアメリカの第45代大統領に正式に就任する。トランプ氏といえば、この発言だ。

 「アメリカを再び“勝者”にするのだ」

 「雇用 雇用 雇用!」

 トランプ氏は、まずは経済をテコ入れして、雇用を拡大するとしているほか、テロへの不安を取り除き、中国などにオバマ政権と比べてより強い姿勢で臨むとみられる。

 1月20日には就任演説で何を語るのか注目されるが、ある外交の専門家は「トランプ氏は、政治常識にとらわれず、財務諸表の視点、つまり、アメリカにとって損か得かで政治や外交を行うだろう」と分析している。

 安倍首相は1月下旬にも、トランプ大統領との首脳会談に臨む方向で調整しているが、ここで、日米WinーWinの関係を打ち出せるのかが大きなポイントとなりそうだ。


■各国のリーダーが変わる

 そして、顔ぶれが変わるのはアメリカだけではない。3月15日にはオランダで総選挙、4月から5月にかけては、フランスで大統領選挙、9月にはドイツで連邦議会選挙が予定されている。今年はイギリスのEU離脱決定に驚かされたが、これらの国でも、反EUや移民排斥を唱える右派の政治家が支持を伸ばしていて、リーダーの顔ぶれが大きく変わる可能性がある。

 また、お隣の国、韓国では朴槿恵大統領の弾劾審判が始まっていることなどをうけ、来年末に予定されていた大統領選挙は前倒しされる見通しだ。次の大統領が誰になるか次第では、慰安婦問題をめぐる日韓合意が揺らぐ可能性も考えられる。

 来年は多くのリーダーが入れ替わりそうだが、日本の安倍政権は安定しているようにみえる。それだけに、ある官邸関係者は「国際会議でも、各国の首脳は、安倍首相が何を発言するかに注目している。安倍首相がどんなアイデアを来年、打ち出していくか、世界の基調になるだけに重要だ」と気を引き締めていた。


■私たちの暮らしの変化は?

 そして私たちの暮らしに身近な変化としては、4月から、家庭向け都市ガスが自由化される。いま、家庭用ガスは、それぞれの地域でガス会社が独占的に販売しているが、自由化した後は新規参入も可能になる。まだ各社の料金プランなど発表されていないが、私たちとしては料金やサービスを見比べて、ガスの購入先を自由に選べるようになるし、新規参入企業が増えれば、競争が生まれ、ガス料金が安くなることが考えられる。

 このほか来年の主な予定としては、1月には、天皇陛下の退位をめぐる有識者会議が論点をとりまとめる。4月には東京・銀座に最大級の商業施設“GINZA SIX”がオープンする。地下6階、地上13階の建物には、高級ブランドや飲食店のほか、能楽堂なども入って、海外の観光客にも喜ばれそうだ。そして、6月から7月頃には、築地市場を豊洲へ移転するのか、しないのか、小池都知事が決断する見通しだ。遅くとも7月には、東京都議会議員選挙も予定されている。


■変化をトリこんで

 来年、酉年は、お客さんや運気を「とりこむ」縁起のいい年だといわれている。変化を前に、「なんで」と驚いているだけではなく、その変化をうまく「トリこんで」力に変えていけるか。前向きに「トリくんで」良い年としたいところだ。