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国際
2017年3月10日 20:38

韓国・朴槿恵大統領の罷免 中国も高い関心

 韓国の朴槿恵大統領の罷免が決まった。迎撃ミサイル「THAAD」の配備をめぐり韓国と対立している中国は、国営テレビで罷免決定の瞬間を生中継で伝えるなど、高い関心を寄せている。

 中国外務省・耿爽報道官「隣国として韓国の政治が安定することを望んでいます」

 中国外務省の報道官は、このように述べた上で、朴政権が「THAAD」配備を決めたことが両国関係の悪化を招いたと改めて批判した。

 一方、アメリカ国務省・トナー報道官代行は声明で、裁判所の判断について「韓国国民によるものであり、決定を尊重する」として、「選挙で選ばれる次の大統領と生産的な関係を築いていくことを楽しみにしている」と述べた。

 また声明では、「北朝鮮からの脅威から防衛するという義務を果たしていく」と強調。来週17日にはティラーソン国務長官が初めて韓国を訪問する予定。

 その北朝鮮の朝鮮中央通信は10日午後、「朴大統領の弾劾を要求する人民による大衆的闘争が粘り強く行われ、裁判所が罷免を認めた」と伝えた。報じたのは罷免決定の2時間後で、北朝鮮のメディアとしては異例の速報。また、朝鮮中央テレビでも10日夕方、罷免を報じている。