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国際
2017年3月16日 21:32

家族は遺体の扱いをマレーシア政府に一任か

 北朝鮮の金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、マレーシア警察は16日、正男氏の家族は遺体の扱いをマレーシア政府にゆだねたとの認識を示した。

 マレーシア警察は会見で、正男氏の家族とすでに連絡をとっていて、遺体の扱いについて協議していることを明らかにした。

 マレーシア警察・ラシド副長官「(遺体の扱いで家族から)同意を得ていて、協議している最中だ」

 ラシド副長官はこのように述べ、正男氏の遺体について、「家族はマレーシア政府に扱いをゆだねたと認識している」と述べた。正男氏の遺体はすでに身元確認を終えているが、引き取りをめぐる家族側の意向はわかっていなかった。

 一方、北朝鮮側は遺体の引き渡しを求めているが、ラシド副長官は「マレーシア政府の判断次第」としている。

 また、カリド警察長官は、国外逃亡した北朝鮮国籍の容疑者の男、4人について、ICPO(=国際刑事警察機構)が16日までに国際手配したことを明らかにした。

 4人は、すでに北朝鮮に戻っているとみられているが、北朝鮮は、ICPOに加盟していないため、事実上、捜査の進展につながる見込みはない。