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国際
2017年3月30日 22:36

金正男氏遺体、マレーシアを出国

 北朝鮮の金正男氏殺害事件で、事件の重要参考人である北朝鮮大使館の二等書記官らが、正男氏の遺体とともに、帰国のため飛行機でマレーシアを出国した。

 30日夜、マレーシアの空港から経由地である中国・北京行きの飛行機に乗り込んだ北朝鮮大使館の二等書記官、ヒョン・クァンソン氏は、サングラスをかけ記者の問いかけには一切応じなかった。

 また、高麗航空職員のキム・ウギル氏は、報道陣を撮影するようなそぶりを見せていた。

 金正男氏の遺体が入った棺(ひつぎ)も、二等書記官らが乗り込んだ同じ飛行機に積み込まれた。

 正男氏殺害事件のあと、北朝鮮にはマレーシア人9人が事実上の人質となっていたが、その交換条件として北朝鮮側が要求したのが、正男氏の遺体と、事件の重要参考人のヒョン氏らだった。

 両国の交渉は難航していたが、マレーシア当局の関係者によると、最終的に合意に至り、マレーシア政府は二等書記官らの出国と遺体の引き渡しを認めたという。

 二等書記官らは日本時間の31日未明に北京に到着、そのあと北朝鮮に戻ることになる。