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国際
2017年4月19日 16:53

空母の針路情報 米国防総省あえて訂正せず

 アメリカのトランプ政権は先週、原子力空母が朝鮮半島の近海に向かっていると説明していたが、その当時、空母は朝鮮半島とは反対の方向に進んでいたとアメリカメディアが報じた。

 ホワイトハウスは先週、原子力空母「カール・ビンソン」が朝鮮半島の近海に向かっているとして、北朝鮮に対する「大きな抑止力になる」と説明していた。しかし、米紙・ニューヨークタイムズによると、先週の時点で「カール・ビンソン」は予定されていたオーストラリア軍との軍事演習のため、朝鮮半島とは反対のインド洋に向かっていたという。

 また、アメリカ海軍が公表した写真では、15日にはインドネシアのスマトラ島とジャワ島の海峡を航行していたとしている。

 ニューヨークタイムズは当局者の話として、国防総省は朝鮮半島の緊張が高まっていたこともあり、ホワイトハウスの誤った説明を訂正しなかったと伝えている。

 「カール・ビンソン」は現在、朝鮮半島に向かって北上しており、ニューヨークタイムズは「来週」、CNNテレビは「今月末」にも韓国近海へ到着する予定だと伝えている。