次期ローマ教皇を選ぶ「コンクラーベ」来月7日から開始へ
ローマ・カトリック教会の次期教皇を選ぶ「コンクラーベ」が、来月7日から始まることが決まりました。
ローマ教皇庁は28日、フランシスコ教皇が死去したことを受けて、次期教皇を選ぶ選挙の「コンクラーベ」を来月7日から行うと発表しました。
コンクラーベは枢機卿による投票で行われ、コンクラーベが行われている間は会場のバチカンのシスティーナ礼拝堂が封鎖されるほか、緊急時を除き、枢機卿は外部と連絡を取ることが禁止されます。
投票総数の3分の2の票を得る人が出るまで、投票が繰り返し行われ、長期間にわたることでも知られていますが、2013年に行われた前回のコンクラーベでは、5回目の投票でフランシスコ教皇が選出されています。
欧米メディアなどでは、フランシスコ教皇が南米大陸出身者として初めての教皇に選ばれたことなどを受け、アジアやアフリカ出身者から初めての教皇が選ばれる可能性も取り沙汰されています。