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国際
2017年5月9日 18:39

韓国大統領選 高い投票率…背景に“怒り”

 韓国で9日、大統領選挙の投票が行われている。午後8時の投票締め切りまで2時間と迫り、まさに最終盤を迎えている。ソウルから藤田賢治記者が伝える。

 ソウル市中心部の広場にはテレビの選挙特番の特設スタジオが4つならび、地域ごとの投票率など最新情勢を伝えていて選挙への関心の高さがうかがえる。午後5時45分現在の投票率は70.05%で選挙管理委員会は20年ぶりに80%を超えるのではないかと予測している。

 なぜ投票率が高くなりそうなのかというと、韓国で初めての大統領の罷免を受けての歴史的な選挙であること、さらに朴槿恵政権への怒りが大きく、大規模な集会で有権者の政治意識が高まっているという分析がある。市民の間には朴槿恵政権で噴出した腐敗を改め、政治の立て直しを求める気持ちがある。

 一方、世論調査では新大統領に求める政策の1位が経済成長、2位が雇用創出となっていて、冷え込む経済と暮らしをなんとかしてほしいというのが有権者の現実的な要望でもある。

 深夜には大勢が判明するとみられていて、開票が終了し、選挙管理委員会の認定を受けた新大統領が就任するのは10日午前になる見通し。