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2017年5月10日 6:35

韓国・文在寅候補が勝利 きょう新大統領へ

 韓国の朴槿恵前大統領の罷免に伴う大統領選挙の投開票が9日に行われ、革新系最大野党「共に民主党」の文在寅候補が勝利した。10日に新大統領に就任する。

 文在寅氏「明日から私は国民全員の大統領になります」「全力を尽くして必ず新しい韓国をつくります」「偉大なる韓国、正義のある韓国、誇らしい韓国、堂々とした韓国、その韓国の誇らしい大統領になります」

 文在寅氏は9日深夜0時前、大勢の支持者の歓声の中、ソウル中心部の広場で勝利を宣言した。朴前大統領の罷免を主導した最大野党「共に民主党」の文氏は、政権交代を訴えて20代から50代まで幅広い層の支持を獲得。選挙戦では一貫してリードを保ち、9年ぶりとなる政権交代が実現することになった。

 一方、文氏を追っていた保守系「自由韓国党」の洪準杓候補と中道系「国民の党」の安哲秀候補は、それぞれの支持者らの前で敗北宣言をした。

 洪準杓候補「今回の選挙結果を受け入れ、党の立て直しができたことに満足している」

 安哲秀候補「国民の選択を謙虚に受け入れます。変化を望む国民に応えることができませんでした」

 10日午前5時半時点の開票率は、99.8%で、得票率は、文候補が41.1%と、2位の洪候補と17ポイントの差をつけている。選挙管理委員会は10日午前8時から選挙結果を確定させる会議を開く予定で、そこで当選者が確定した時点で新大統領に就任し、5年間の任期がスタートすることになる。

 文氏は慰安婦問題をめぐる日韓合意について再協議を主張しているほか、北朝鮮に対して対話を重視する路線を打ち出していて、政権発足後、日本やアメリカとどう向き合っていくのかが注目される。