エジプト航空、カイロ-東京直行便を再開へ
エジプト航空は11日、2013年以来、運航を停止している首都カイロと東京を結ぶ直行便を再開すると発表した。エジプトとカタールの国交断絶が背景にあるとみられる。
エジプト航空によると、直行便は今年秋から再開され、週1便、運航する予定。利用客が多ければ、便数を増やす可能性もあるという。
運航再開はエジプト政府の指示を受けた措置で、日本人観光客を増やすためと説明している。
東京・カイロ間の直行便は、エジプト国内の治安悪化などで日本人観光客が減ったことを受け、2013年から運航を停止している。
東京からカイロへは、カタール航空を利用して、ドーハ経由で向かう方法があったが、エジプトとカタールの国交断絶で、ドーハからカイロへの運航ができなくなっている。
今回の措置には、国交断絶を機会に利用客を獲得する狙いがあるとみられる。