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国際
2017年7月14日 6:44

「最期は非常に穏やかだった」劉暁波氏死去

 服役中にノーベル平和賞を受賞し、肝臓ガンの治療のため仮釈放され治療を受けていた中国の民主活動家・劉暁波氏(61)が13日午後、死去した。

 中国共産党を一党独裁と批判する文書を発表し、服役中にノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏。今年5月に末期の肝臓ガンのため仮釈放され、遼寧省・瀋陽の病院で治療を受けていた。瀋陽の司法当局は、劉氏の病状が悪化し続け13日午後、多臓器機能不全で死亡したと発表した。発表の数時間前には、病院前に大勢の私服警官が集まり警備が強化される中、関係者とみられる車列が病院を出る様子が確認されていた。

 病院側は劉氏が息を引き取った際の状況について、「連絡がついた家族は皆、彼に付き添っていた。最期の瞬間、彼は何の苦しみもなく非常に穏やかだった」と話した。

 ただ、中国政府は、劉氏の釈放を求める国際社会の声を「内政干渉だ」としてはねつけ、劉氏と家族が求めていた国外での治療についても最後まで認めなかった。