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国際
2017年7月31日 9:51

ベネズエラ「議会選挙」めぐり衝突7人死亡

 南米ベネズエラ政府は30日、国内外からの反対にもかかわらず、新しい憲法を制定する議会の選挙を強行した。マドゥロ大統領の支持者が議席を独占する見通しで、「大統領の独裁だ」と反発する野党側との対立が激しくなるのは必至。

 ベネズエラのマドゥロ大統領は、野党が多数を占める議会に対抗するため、新たに設置する別の議会のメンバーを選ぶ選挙を強行し、30日に投票が行われた。この議会は、新たな憲法を制定するためのもので、いまの議会や最高裁判所を上回る最高権力機関とされている。

 これに対し、アメリカなどが選挙の中止を求めたほか、野党が「大統領の独裁だ」と反発して選挙をボイコットしており、当日も抗議デモが相次いだ。

 首都カラカスでオートバイに乗った警官隊が走行中に爆弾が爆発し7人がケガしたほか、この日の衝突で7人が死亡。また、前日には大統領派の候補者が何者かに射殺された。ベネズエラでは、今年4月から続く反政府デモで、110人以上が死亡している。今回の選挙では、大統領の支持者が議席を独占する見通しで、野党側との対立が激しくなるのは必至。