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国際
2017年8月29日 18:25

ミサイル発射…北朝鮮と中国国境の様子は

 北朝鮮が29日朝、平壌から弾道ミサイルを発射し、北海道上空を通過したのち太平洋に落下した。北朝鮮と国境を接する中国側の町・遼寧省丹東から、横田明記者が伝える。

■北朝鮮や、国境の様子は

 川の向こう側、距離にして500メートルほど離れたところに北朝鮮が見える。29日は記念日などではないことなどから、人の姿もまばらで、普段と変わらない様子。

 丹東は北朝鮮との貿易の拠点で、4月に取材したときには北朝鮮からのトラックが1日に120台ほど橋を渡って中国側に来ていた。29日は70台ほどで、かなり少なくなっている印象。中国が今月15日から実施している新たな制裁後、車の往来がかなり減ったという住民の声も聞かれる。

 そして、ミサイル発射を受けた措置かどうかは不明だが、中国当局の警備艇が目の前の国境を流れる川を巡回している様子が見られた。それ以外は、普段とはあまり変わりない様子。

■ミサイル発射を受けて、中国政府の反応は

 中国外務省は29日午後に行われた定例会見で、北朝鮮のミサイル発射を批判する一方、アメリカと韓国による合同軍事演習などが事態を悪化させているとけん制している。

 中国外務省・華報道官「米韓は繰り返し軍事演習を行い、軍事的圧力をエスカレートさせた。それで安全になったのか?圧力だけで問題を根本的に解決できない」

 中国外務省の報道官は、「制裁一辺倒では問題を解決できない」と繰り返したうえで、「関係各国は、情勢を悪化させる行動を慎むべきだ」と強調している。