日テレNEWS
国際
2017年8月30日 6:29

北朝鮮への新たな制裁は?安保理が緊急会合

 北朝鮮のミサイル発射を受け、国連の安全保障理事会は日本時間30日朝、緊急会合を開き対応を協議している。今後、さらに強い制裁措置を打ち出せるかが焦点。アメリカ・ニューヨークから平本典昭記者が伝える。

 安保理でいくら圧力を強めても北朝鮮の挑発行為は止まらない状況に、ある外務省関係者は「安保理の存在意義が問われている」と話している。

 安保理は今月5日に、石炭の全面輸出禁止を柱とする制裁決議を採択したばかり。外務省関係者は「全く効果がなかった」と嘆いている。今回の会合で、アメリカ・日本は圧力をさらに強めるべきと訴える方針。

 具体的には、制裁の最後の切り札、北朝鮮への「石油の輸出禁止」を打ち出せるか。北朝鮮にとって生命線の石油を絶つことで、ミサイル開発を止めたい考え。

 アメリカ・ヘイリー国連大使「中国やロシアが北朝鮮に対して引き続き働きかけをしてくれることを望みます」

 しかし、ある国連関係者は「中国は石油だけは納得しないだろう」と指摘している。

 一方、アメリカのトランプ大統領は「近隣諸国と世界への侮辱だ」との声明を発表した。その上で、「全ての選択肢はテーブルの上にある」と軍事的オプションを排除しない姿勢を示した。

 また、アメリカ国防総省が、発射から21時間半後にようやく初期の分析結果を公表し、ミサイルは1発で中距離弾道ミサイルだったと指摘した。