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プーチン大統領、北朝鮮情勢巡り米をけん制

2017年9月1日 17:36

 緊迫する北朝鮮情勢を巡って、ロシアのプーチン大統領が1日、「圧力をかける政策は間違っている」と、アメリカをけん制するとともに、対話による解決を改めて呼びかけた。

 ロシア大統領府は1日、来週から中国・アモイで開かれるBRICS(=新興5か国)首脳会議を前に、国際情勢を巡るプーチン大統領の論文を発表した。

 この中で、プーチン大統領は北朝鮮情勢について「紛争の危機にひんしている」との認識を示したうえで、「北朝鮮に核・ミサイル開発を中止させるために、圧力をかける政策は誤りだ」と指摘。「すべての関係国による前提条件なしの対話によって解決するべき」だと改めて呼びかけた。

 アメリカによる新たな制裁や軍事的圧力の強化をけん制したものとみられる。