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国際
2017年9月9日 3:14

韓国の原子力安全委「キセノン」を検出

 北朝鮮の核実験をうけて放射性物質の収集を行っている韓国の原子力安全委員会は、放射性物質の「キセノン」を検出したと発表した。

 韓国の原子力安全委員会は北朝鮮による核実験の後、空気中や海中の放射性物質の収集を行っているが、8日、陸上に設置した収集装置から放射性物質「キセノン」を検出したと発表した。

 キセノンは核分裂によって生成される物質で、自然界には存在しない。原子力安全委員会は、キセノンがどこから来たか気流の分析などを通じて確認作業を進め、核実験で発生したものか関連性を最終判断するとしている。

 北朝鮮による最近の核実験では放射性物質は検出されておらず、原子核工学に詳しい東京工業大学の澤田哲生助教は、「これまでは地下に放射性物質を封じ込めることに成功していたが、今回は核実験によって山肌が崩れたという情報があり、地上に漏れた可能性がある」と指摘している。