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国際
2017年9月20日 1:08

「調査受け入れる用意」ロヒンギャ迫害問題

 ミャンマーのトップ、アウン・サン・スー・チー国家顧問は19日、少数派のイスラム教徒・ロヒンギャへの迫害問題について演説し、国際的な調査を受け入れる用意があることを明らかにした。

 40万人以上が難民化しているロヒンギャの迫害問題について、対応を示さず批判が高まっていたスー・チー氏が発言するのは今回が初めて。

 スー・チー氏「ミャンマーは国際的な調査を受け入れることを拒まない」

 スー・チー氏は国際社会の求めに応じて、現地調査を受け入れる用意があることを明らかにした。さらに、身元確認ができれば、難民がミャンマーに帰国することを認める用意があるとも話した。

 英語で行われた演説は、国際社会の批判をかわす狙いがあったとみられ、問題解決に取り組む姿勢を見せたスー・チー氏に、複数の国の大使からは評価の声も上がった。

 しかし、イスラム教徒であるロヒンギャの権利拡充について、仏教徒が9割を占めるミャンマー国内の世論の理解を得るのは決して容易ではなく、今後も難しいかじ取りを迫られることになる。