緊張緩和糸口は?日米朝の外交関係者一堂に
ロシアで開かれている国際会議に、北朝鮮とアメリカ、日本の外交関係者が出席している。20日には各国が接触していて、今後、緊張緩和に向けた糸口を見いだせるかが注目される。
会議には北朝鮮外務省の崔善姫北米局長のほか、アメリカで北朝鮮政策を担当していたシャーマン元国務次官も出席している。
北朝鮮・崔善姫北米局長「(アメリカ側と協議は?)しない。私は会議に集中する」
その一方で、シャーマン元国務次官と崔局長が挨拶を交わす場面もあった。この後、崔局長は講演を行い、核・ミサイル開発はアメリカの脅威に対する自衛策で、北朝鮮が「生きるか死ぬかの問題」だと改めて正当化した。
一方、外務省の金杉アジア大洋州局長が、崔局長に声をかけていた。
外務省・金杉アジア大洋州局長「状況は厳しいと思うが、お互い外交官なので外交的な努力は続けていく」
会議は21日も行われる。