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国際
2017年12月6日 16:49

米大使館の移転方針 パレスチナ強く反発

 アメリカのトランプ大統領は、中東のエルサレムをイスラエルの首都と認めた上で、大使館を移す方針を決めた。パレスチナは強く反発している。

 今回の決定を受けて、パレスチナ側は6日から3日間を「怒りの日」として、デモを呼びかけるなど、強く反発している。

 トランプ政権の高官によると、トランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都と認定し、いまはテルアビブにある大使館をエルサレムに移す準備を進めるよう指示するという。大統領は6日、こうした方針を表明する予定。

 エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地。イスラエルとパレスチナが帰属を争っているが、現在はイスラエルが“占領”している状態。このためイスラエルは首都と主張しているが、国際社会は認めてこなかった。

 今年7月には、イスラエルがエルサレムの聖地に金属探知機を設置したことをきっかけに、激しい衝突が起きるなど、きわめて敏感な問題。

 中東和平の仲介を目指すトランプ政権だが、イスラエルに露骨に肩入れする今回の決定に和平が遠のくばかりではなく、アラブ諸国で反米感情が一気に高まるのは間違いない。