韓国スポーツ施設で火事 29人死亡
韓国中部・堤川のスポーツ施設で21日午後、火事があった。ビル全体が激しい煙に包まれ、29人が死亡した。
韓国の消防によると21日午後3時半すぎ、中部・堤川にあるスポーツセンターで火災が発生したとの通報があった。ジムやサウナ、レストランなどが入る地下1階、地上8階建ての施設で、炎はビル全体に広がり、建物は煙に包まれた。
消防車両や救急車など68台が出動し、屋上に避難した20人ほどがヘリコプターやはしご車などで救助されたが、21日午後11時現在で29人が死亡、29人が煙を吸うなどしてケガをした。死亡した人は女性用サウナがある2階などに集中していたという。火は通報から約7時間後に鎮火した。
施設内で働いていた男性「胸が苦しい、煙を吸ったので。数日前に消防署も来て、徹底的に点検した」
建物1階の駐車場が激しく燃えていることから、消防はここが火元とみて、出火原因などを調べている。