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2018年1月12日 21:35

2018年 日本が心がけるべきこと

2018年 日本が心がけるべきこと
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ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。2018年、日本が心がけるべきことについて、国際情勢に詳しい日本総合研究所会長・寺島実郎氏と慶応大学准教授・礒崎敦仁氏に聞く。

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礒崎敦仁氏「北朝鮮問題に関しては『日米韓や国際社会が連携して最大限の圧力をかける』というのは聞こえはいいが、かなり理想主義的すぎるところがある。特に日本は拉致問題を抱えているので、核・ミサイル問題では各国と協力しなければいけないが、拉致問題は日本外交が独自でもういい加減、動かないといけないと思う」

近野キャスター「そういうギリギリの局面に今、至っていると」

礒崎敦仁氏「理不尽であってもきちんと北朝鮮と向き合うべきだと思う」

寺島実郎氏「(今の世界は)強権とか独裁とかいう人たちが、キャラクターの立ったリーダーが、プーチンだの習近平だのトランプだのが世界をいわば翻弄(ほんろう)する流れの中に入っている。こういう状況になってくると、統合主義というか、『日本も』という気持ちになって、我々自身も統合への誘惑や国権主義への誘惑みたいなものに駆られていっちゃう。この時、日本の立ち位置が問われる。北朝鮮問題も含め、東アジアの将来に対して我々が踏み固めなきゃいけないのは、成熟した民主国家として戦後70数年蓄積してきた部分が問われる。誘惑に駆られて『日本も核武装』なんて議論も誘発されかねない状況になる。日本という国が今まで作り上げてきたことに対する自信と誇りを含めてしっかり向き合わないと、揺さぶられますよということだけは、今年2018年を見る上で重要なポイントだろうと思う」