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国際
2018年3月13日 23:19

ティラーソンと私は長い間議論~トランプ氏

アメリカのトランプ大統領が先ほど、ティラーソン国務長官の解任を発表した。ワシントンから井上記者が伝える。

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アメリカ外交の「顔」が1年あまりで交代となるのは異例のこと。トランプ大統領は記者団に、ティラーソン国務長官との政策面での対立を明かした。

トランプ大統領「ティラーソンと私は長い間議論してきた。我々は同じようには考えてこなかったが、ポンペオは私と考え方が近い」

ワシントンポストによると、大統領は先週9日、アフリカ歴訪中のティラーソン国務長官に対し、辞めるよう要請したという。

後任は、トランプ大統領がいま最も信頼を寄せているとされるポンペオCIA長官。ポンペオ氏は強硬派で知られる人物で、政権内で北朝鮮への早期の軍事攻撃を主張する人物の一人だ。米朝首脳会談が失敗に終わった場合は、トランプ政権が一気に強硬路線に動く可能性を秘めた人事と言える。

今回の更迭劇の理由だが、先週に大きく動いた米朝首脳会談への動きと関連していることは間違いない。政府高官は先ほど、NNNの取材に対し、「大統領は、今後の北朝鮮との協議や貿易交渉を前に、新しいチームにすることを望んでいた」と明かした。

ティラーソン国務長官は、これまで、北朝鮮との対話重視の立場を一貫してとってきた。米朝首脳会談が行われる見通しとなったこのタイミングでの解任には違和感も感じるが、北朝鮮に対し、「非核化」を確実に実行するよう迫る意味合いもあるとみられる。