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南北閣僚級会談終了 軍当局者同士の会談へ

2018年6月1日 21:58

板門店で行われた韓国と北朝鮮の閣僚級会談が終了し、今年4月に合意した板門店宣言に基づき、軍事的緊張の緩和に向けた軍当局者同士の会談を今月14日に開くことなどで合意した。

1日の南北閣僚級会談では、今月14日に軍当局者同士の会談を板門店の北朝鮮側の施設で行うほか、開城工業地帯に南北の連絡事務所を設置することなどが板門店宣言に基づいて合意された。

この会談は先月、北朝鮮が米韓合同の空軍の演習を理由に急きょキャンセルし、その後、米朝首脳会談の実現が不透明になる中、再設定されたもので、北朝鮮が首脳会談実現に向けて対話姿勢に転じた形。

一方、米朝首脳会談の準備のため、板門店を訪れていたアメリカのソン・キム駐フィリピン大使が1日、韓国の康京和外相と会談した。

ソン・キム大使「トランプ大統領とポンペオ国務長官が述べたとおり、米朝首脳会談まで、まだやることは多く残されているが、我々は正しい方向へ向かっていると信じている」

キム大使は、朝鮮半島の非核化や、北朝鮮側が求める体制保証などをめぐるやり取りについて説明をしたものとみられる。