インド・パキスタン、停戦合意を発表 トランプ大統領「アメリカが仲介した」
軍事衝突が続いていたインドとパキスタンは10日、停戦に合意したと発表しました。トランプ大統領は「アメリカが仲介した」と明らかにしています。
パキスタンのダール外相は日本時間10日夜、自身のSNSに「パキスタンとインドは即時停戦に合意した」「パキスタンは常に地域の平和と安全のために努力してきた」と投稿し、両国が停戦に合意したことを明らかにしました。
一方、インドのジャイシャンカル外相もSNSに「インドとパキスタンは即時停戦に合意した」と投稿しています。
アメリカのトランプ大統領はSNSで「アメリカが仲介した」と成果をアピールしていて、国務省によりますとルビオ国務長官らがインドのモディ首相やパキスタンのシャリフ首相らと協議し、合意に至ったということです。
インドとパキスタンは、12日に再び協議する予定です。
核保有国同士の軍事衝突は一旦、収束するとみられますが、このまま解決に向かうのかは予断を許さない状況です。