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主張に隔たり大きく…米中貿易協議進展せず

2018年8月24日 10:44

アメリカと中国の貿易戦争が激しさを増す中、ワシントンでは2日間にわたって米中の貿易協議が行われた。しかし、双方の主張に隔たりは大きく進展はなかったとみられる。

トランプ政権が中国に対する制裁関税の第2弾を発動する中、2日目となる米中の貿易協議は行われた。協議は7時間近く続いたが、アメリカ側の声明では知的財産権の侵害のような「中国の産業構造の問題」などについて意見交換したとの発表にとどまっており、進展はなかったとみられる。

今後、協議を継続するかはトランプ大統領が判断するとみられるが、23日も批判のボルテージをあげている。

トランプ大統領「5170億ドルの貿易赤字があるままでは通常の貿易はできない」

11月の中間選挙を前に大統領の強硬姿勢が続くとみられる。